2011.12/05 [Mon]
押入れの中棚はずし
というわけで、前記事に書いたように、自分の中でクリアーに結論づけられないので話もまとまりがなかったし、相手の大切な時間を無駄にしてしまったし…というもやもや感(自己嫌悪?)を払拭すべく、DIYにとりかかりました。
久々のリフォームカテゴリーでのアップです。
実はせっかく見つかった熟練大工さんが体調不良にて、隣の家のリフォームは暗礁に乗り上げております。
隣の家は築年数不詳というふるーい純和風建築=杉天井で「今はこんな建物つくれませんよ」と購入前に相談した一級建築士さんから言われた物件とはいえ、我が家が買うまでは無住だったので、ふすまはあちこち破け、埃はあちこちふりつもっており=そのままでは、ちょっと怖い感じすらしなくもない…
前にも書いたと思いますが、こういう物件を直すことができる大工さん=今の日本では絶滅危惧種にちかい存在です。軸組をしないで壁で建物を支える2×4建築はもとより、在来工法でもほとんどの部材が工場でカットされて現場では、プラモデルをこしらえるように組み立てるだけ!というのが、現代建築においては普通の風景。最近、現場でカンナを引いている風景なんでまずみません。まぁ寺社仏閣みたいな建物や地方でそれなりの家は別として、首都圏では上棟式を見ることすらまれになってきました。コンクリートが打たれて土台ができたら、2-3ヶ月で建物が姿を表すことも稀でない感じですから、上棟式をする必要もないかもしれませんね、たしかに。
家をつくる=パーツを組み立てるという図式のなかで、日本建築で必要とされる木工ができない大工さんが今や大多数かも?これで良いのか?なんて素人が嘆いてみたところで、本来、師弟関係が厳しい現場でも最近は「殴るなんて警察ざたになっちゃうよ。怒鳴るどころかちょっと怒ったら、最近の若いもんはその日からもうこなくなっちゃう」から大工さんの世界も「褒めて育てるしかない」らしいです。また熟練した大工さんも腕を振るう場所が組立では限られてきてしまいますし、いまやリフォーム流行りといっても実際のところ、日本建築に関しては職人さんが非常に見つけにくい現状です。経験的に言うと、分水嶺は60歳位でしょうか?その位の年代の大工さんは棟梁から厳しく鍛えられていますから、なんとか対応できるかも?でも、そういう大工さんは代々の付き合いがあったり、仕事がこなせないくらいあったり、なかなか難しいです。それに工務店も沢山潰れてしまって、実は我が家を建ててくれた工務店もとうになくなってしまっています。
となると、ネットに頼ることになるのですが、熟練した大工さんがHPなどをもっているわけもなく…そしてそうした大工さんが工務店の下請けをしているケースはごくまれです。今日東京オフィスとのよもやま話のなかで伺ったのですが、大手住宅メーカーですら熟練した大工さんを見つけるの困難とのこと、まして当方のような個人だともう至難の技か?宝くじがあたる位の確率か?
昨日はお天気がよく暖かかったのでちょっと隣のお掃除をしたら、珍しく気分が晴れ晴れとしました。ふと思ってみれば時間だけはあるわけでして、この際、DIYに挑戦してみるのもよいかな?と古びた浴室の棚を自力で外してみたり。
そんなこともあったからか?今日は自分のもやもやを振り払うべく、隣の家の押入れの中棚外しに挑戦!
最近DYI関連のHPやブログもたくさんあり1時間で押入れを改造したという記事に思わずやってみようかな?という気分になった訳でして…
とはいえ特別なDIY工具なども用意がないですから、我が家にあったもので間に合わせて、格闘すること約1時間{/汗/}すっかり綺麗にとは言えないものの、なんとか中棚を一人で外すことができました。この後ろが狭いキッチンに飛び出している形ですから抜くとキッチンが広くなってよいと思うのですが…後ろの壁がなんと土壁+板壁という構造{/!/}さらに、左側の壁にコンセントがあることを発見!
ここはプロに頼むしかないかも?といろいろ調べて、1日からでも来てくれるという市内の業者さんに電話「自分でやれるところはしますから、できないところだけしてください」とご予算僅少見え見えの見積に来ていただくことになりました。
こういう施主って嫌がられることが少なくないのですが、幸い今回の業者さんは「ゆっくりと自分でDIYしで、ご自分ができないところだけ、こちらも時間があるときで良いのですね」と当方の希望を理解してくれた様子。そうそういっぺんにされるとお財布にも体にも良くないですし、ちょっとずつ気に入ったように作ってゆくというプロセスも楽しいかも?{/嬉しい/}
見積もりで散々疲れたはずなのに、水曜日にもう一度見積もり…良い業者さんだと良いのですが…
というわけで、本日の成果↓(所要時間1時間でこれだけ出来た!というより壊した?)

by Hannah
久々のリフォームカテゴリーでのアップです。
実はせっかく見つかった熟練大工さんが体調不良にて、隣の家のリフォームは暗礁に乗り上げております。
隣の家は築年数不詳というふるーい純和風建築=杉天井で「今はこんな建物つくれませんよ」と購入前に相談した一級建築士さんから言われた物件とはいえ、我が家が買うまでは無住だったので、ふすまはあちこち破け、埃はあちこちふりつもっており=そのままでは、ちょっと怖い感じすらしなくもない…
前にも書いたと思いますが、こういう物件を直すことができる大工さん=今の日本では絶滅危惧種にちかい存在です。軸組をしないで壁で建物を支える2×4建築はもとより、在来工法でもほとんどの部材が工場でカットされて現場では、プラモデルをこしらえるように組み立てるだけ!というのが、現代建築においては普通の風景。最近、現場でカンナを引いている風景なんでまずみません。まぁ寺社仏閣みたいな建物や地方でそれなりの家は別として、首都圏では上棟式を見ることすらまれになってきました。コンクリートが打たれて土台ができたら、2-3ヶ月で建物が姿を表すことも稀でない感じですから、上棟式をする必要もないかもしれませんね、たしかに。
家をつくる=パーツを組み立てるという図式のなかで、日本建築で必要とされる木工ができない大工さんが今や大多数かも?これで良いのか?なんて素人が嘆いてみたところで、本来、師弟関係が厳しい現場でも最近は「殴るなんて警察ざたになっちゃうよ。怒鳴るどころかちょっと怒ったら、最近の若いもんはその日からもうこなくなっちゃう」から大工さんの世界も「褒めて育てるしかない」らしいです。また熟練した大工さんも腕を振るう場所が組立では限られてきてしまいますし、いまやリフォーム流行りといっても実際のところ、日本建築に関しては職人さんが非常に見つけにくい現状です。経験的に言うと、分水嶺は60歳位でしょうか?その位の年代の大工さんは棟梁から厳しく鍛えられていますから、なんとか対応できるかも?でも、そういう大工さんは代々の付き合いがあったり、仕事がこなせないくらいあったり、なかなか難しいです。それに工務店も沢山潰れてしまって、実は我が家を建ててくれた工務店もとうになくなってしまっています。
となると、ネットに頼ることになるのですが、熟練した大工さんがHPなどをもっているわけもなく…そしてそうした大工さんが工務店の下請けをしているケースはごくまれです。今日東京オフィスとのよもやま話のなかで伺ったのですが、大手住宅メーカーですら熟練した大工さんを見つけるの困難とのこと、まして当方のような個人だともう至難の技か?宝くじがあたる位の確率か?
昨日はお天気がよく暖かかったのでちょっと隣のお掃除をしたら、珍しく気分が晴れ晴れとしました。ふと思ってみれば時間だけはあるわけでして、この際、DIYに挑戦してみるのもよいかな?と古びた浴室の棚を自力で外してみたり。
そんなこともあったからか?今日は自分のもやもやを振り払うべく、隣の家の押入れの中棚外しに挑戦!
最近DYI関連のHPやブログもたくさんあり1時間で押入れを改造したという記事に思わずやってみようかな?という気分になった訳でして…
とはいえ特別なDIY工具なども用意がないですから、我が家にあったもので間に合わせて、格闘すること約1時間{/汗/}すっかり綺麗にとは言えないものの、なんとか中棚を一人で外すことができました。この後ろが狭いキッチンに飛び出している形ですから抜くとキッチンが広くなってよいと思うのですが…後ろの壁がなんと土壁+板壁という構造{/!/}さらに、左側の壁にコンセントがあることを発見!
ここはプロに頼むしかないかも?といろいろ調べて、1日からでも来てくれるという市内の業者さんに電話「自分でやれるところはしますから、できないところだけしてください」とご予算僅少見え見えの見積に来ていただくことになりました。
こういう施主って嫌がられることが少なくないのですが、幸い今回の業者さんは「ゆっくりと自分でDIYしで、ご自分ができないところだけ、こちらも時間があるときで良いのですね」と当方の希望を理解してくれた様子。そうそういっぺんにされるとお財布にも体にも良くないですし、ちょっとずつ気に入ったように作ってゆくというプロセスも楽しいかも?{/嬉しい/}
見積もりで散々疲れたはずなのに、水曜日にもう一度見積もり…良い業者さんだと良いのですが…
というわけで、本日の成果↓(所要時間1時間でこれだけ出来た!というより壊した?)

by Hannah
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