2011.07/20 [Wed]
意外と知られていない横浜(三渓園と横浜市歌)
今日はカレーの煮込みで時間があるので3度目の投稿(自分ながら、ムラがありすぎですが…^_^;)
さてさて横浜に遊びにいらっしゃっても、三渓園まで足をのばされる方って少ないって言うか、市外の方には三渓園自体、あんまり知られていないと思います。横浜育ちの人だと、遠足で連れて行かれた苦い思い出があるかもしれません。土台、小学生に日本建築や日本庭園の良さなんか分かるわけ無いですし、ただただ広くて古めかしいってイメージ(笑)…ですが、大人になるとその良さが分かるんですね。
所在地は横浜の本牧です。詳しくは↓から…
http://www.sankeien.or.jp/
この公園、原三渓(本名:富太郎)という生糸貿易をしていた人が邸宅としてつくってもの…ということは知っていたのですが、当初から市民に開放していたことを最近、「原三渓物語」↓で知りました。
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F-%E4%B8%89%E6%B8%93%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E6%96%B0%E4%BA%95-%E6%81%B5%E7%BE%8E%E5%AD%90/dp/4876453292
実は我が家はこの原三渓と少しつながりがあります。祖父は原商店の番頭さんとして、大正時代~戦前まで、NYに暮らしていました。最も後半は自分で剣道場を開いて、独立していたみたいですが…今と違って、飛行機が無く、船も喜望峰まわりでしかNYに行かなかった時代…おそらく、むかしの我が家はかなり変わった家だったと思います。父がアメリカ英語を好まなかった理由は、エディプスコンプレックスということに加え、2-3年に1度しか家に帰ってこなかった父親に対する反発もあったのではないかも…と考えたりしますが、イギリス英語重視っていうのは、しっかり私に受け継がれてしまったようで{/嬉しい/}
原三渓は、関東大震災後の横浜の復興に力をそそいだことでも知られています。
あまり市民以外には知られていない三渓園ですが…梅、蓮、藤、と季節の花々が咲き、園内にいると「ここは本当に横浜?金沢なんじゃないの?」と思うような風景が広がっています。休日には、園内に配置されているさまざまな歴史的な建物のなかで、いまもお茶席が開かれています(貸席として、一般に広く開放されています)。
MM21(みなとみらい)や赤レンガ倉庫よりも早く市民に親しまれてきた三渓園…お時間のあるとき、是非お訪ねください。写真をとるのにも良い場所だとおもいますよ!今は蓮が花盛りです。もう時期が過ぎてしまいましたが蛍鑑賞会なんかもあったりします。この横浜のそれも中区で(^_^;)
もう一つ、はまっこには親しまれていても、以外に知られていないのは…横浜市歌でしょうか?これも原三渓がかかわっているとか…
私自身は市立での出身ではないので、歌う機会は少なかったのですが、それでも市の教育委員会主催の行事などで必ず歌いました(というか、歌わされた…)。文豪森鴎外が作詞者で開港50周年記念につくられた歌とのこと…つまり100年以上歌い継がれている歌になります。年代にもよるのかとおもいますが、はまっこだと大抵は歌えるんじゃないでしょうか?いまも学校の式典などでは使われているようですし、ネットでみると「君が代よりも先に覚えた」なんて書き込みがあります。確かに…私達の年代はあまり君が代を歌わなかったこともあり、横浜市歌のほうが歌う回数が多かったかも?
開港150周年記念にはこれをもとに「あらめや音頭」とか「ヒップホップバージョン」「ブルースバージョン」とかつくられたようで…記念式典でも最近のはアップテンポになっている気がします。
個人的には昔ながらのオーソドックスなバージョンが好きかも?なぜか、じ~んとくるし、同年代の友人と「横浜市歌歌えるよね~」って変なところで連帯感を確かめたり{/嬉しい/}。市庁舎の退勤時間を知らせるチャイムはこれを使っているそうです。
たかだか街としての歴史は150年…その前は寒村ですから、「ハイカラ」といわれても、歴史があまり感じられない横浜ですが、横浜人にとっての横浜市歌は長野県民にとっての「信濃の国」みたいなものだと思います。
関心があるかたがいらしたら、以下からどうぞ~♪(いないか~{/嬉しい/})
横浜市歌(オリジナル)↓
http://www.youtube.com/watch?v=nt0JwvsUWIo&feature=player_embedded
最近のアップテンポバージョン(少し音源が悪いかも?)↓
http://www.youtube.com/watch?v=5YKaUaqmXuo&feature=related
あらめや音頭(踊り方つき)↓
http://www.youtube.com/watch?v=f1gptQ4o_LE
by Hannah
さてさて横浜に遊びにいらっしゃっても、三渓園まで足をのばされる方って少ないって言うか、市外の方には三渓園自体、あんまり知られていないと思います。横浜育ちの人だと、遠足で連れて行かれた苦い思い出があるかもしれません。土台、小学生に日本建築や日本庭園の良さなんか分かるわけ無いですし、ただただ広くて古めかしいってイメージ(笑)…ですが、大人になるとその良さが分かるんですね。
所在地は横浜の本牧です。詳しくは↓から…
http://www.sankeien.or.jp/
この公園、原三渓(本名:富太郎)という生糸貿易をしていた人が邸宅としてつくってもの…ということは知っていたのですが、当初から市民に開放していたことを最近、「原三渓物語」↓で知りました。
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F-%E4%B8%89%E6%B8%93%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E6%96%B0%E4%BA%95-%E6%81%B5%E7%BE%8E%E5%AD%90/dp/4876453292
実は我が家はこの原三渓と少しつながりがあります。祖父は原商店の番頭さんとして、大正時代~戦前まで、NYに暮らしていました。最も後半は自分で剣道場を開いて、独立していたみたいですが…今と違って、飛行機が無く、船も喜望峰まわりでしかNYに行かなかった時代…おそらく、むかしの我が家はかなり変わった家だったと思います。父がアメリカ英語を好まなかった理由は、エディプスコンプレックスということに加え、2-3年に1度しか家に帰ってこなかった父親に対する反発もあったのではないかも…と考えたりしますが、イギリス英語重視っていうのは、しっかり私に受け継がれてしまったようで{/嬉しい/}
原三渓は、関東大震災後の横浜の復興に力をそそいだことでも知られています。
あまり市民以外には知られていない三渓園ですが…梅、蓮、藤、と季節の花々が咲き、園内にいると「ここは本当に横浜?金沢なんじゃないの?」と思うような風景が広がっています。休日には、園内に配置されているさまざまな歴史的な建物のなかで、いまもお茶席が開かれています(貸席として、一般に広く開放されています)。
MM21(みなとみらい)や赤レンガ倉庫よりも早く市民に親しまれてきた三渓園…お時間のあるとき、是非お訪ねください。写真をとるのにも良い場所だとおもいますよ!今は蓮が花盛りです。もう時期が過ぎてしまいましたが蛍鑑賞会なんかもあったりします。この横浜のそれも中区で(^_^;)
もう一つ、はまっこには親しまれていても、以外に知られていないのは…横浜市歌でしょうか?これも原三渓がかかわっているとか…
私自身は市立での出身ではないので、歌う機会は少なかったのですが、それでも市の教育委員会主催の行事などで必ず歌いました(というか、歌わされた…)。文豪森鴎外が作詞者で開港50周年記念につくられた歌とのこと…つまり100年以上歌い継がれている歌になります。年代にもよるのかとおもいますが、はまっこだと大抵は歌えるんじゃないでしょうか?いまも学校の式典などでは使われているようですし、ネットでみると「君が代よりも先に覚えた」なんて書き込みがあります。確かに…私達の年代はあまり君が代を歌わなかったこともあり、横浜市歌のほうが歌う回数が多かったかも?
開港150周年記念にはこれをもとに「あらめや音頭」とか「ヒップホップバージョン」「ブルースバージョン」とかつくられたようで…記念式典でも最近のはアップテンポになっている気がします。
個人的には昔ながらのオーソドックスなバージョンが好きかも?なぜか、じ~んとくるし、同年代の友人と「横浜市歌歌えるよね~」って変なところで連帯感を確かめたり{/嬉しい/}。市庁舎の退勤時間を知らせるチャイムはこれを使っているそうです。
たかだか街としての歴史は150年…その前は寒村ですから、「ハイカラ」といわれても、歴史があまり感じられない横浜ですが、横浜人にとっての横浜市歌は長野県民にとっての「信濃の国」みたいなものだと思います。
関心があるかたがいらしたら、以下からどうぞ~♪(いないか~{/嬉しい/})
横浜市歌(オリジナル)↓
http://www.youtube.com/watch?v=nt0JwvsUWIo&feature=player_embedded
最近のアップテンポバージョン(少し音源が悪いかも?)↓
http://www.youtube.com/watch?v=5YKaUaqmXuo&feature=related
あらめや音頭(踊り方つき)↓
http://www.youtube.com/watch?v=f1gptQ4o_LE
by Hannah
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